21弦即興演奏他 ウィーンにて
played 21 strings bass koto by chieko mori. improvisation/tension of direction/kouru/kicyo alte schmiede in vienna, austria on november 8th 2013
谷中小学校前にて12:30~自由流生による演奏
旧吉田屋酒店 14:30~自由流生による演奏 students played for Yanaka festival (art link) at yanaka, tokyo, on october 13th 振付師Virpi Pahkinen氏
舞台作品 SCARAB Helsinki Festspel劇場にて 2012年8月17日 composed for new production “SCARAB” of Virpi Pahkinen’s dance company in stockholm. performance at Festspel theater in helsinki, finland. (opening on august 17th 2012) VASP音楽プログラミング言語の先駆者Guenther Rabl 氏のワークショップに招聘され
7月ウィーン郊外の Waldviertel にて開催されるElectric Orpheus Academy にまいりました。 箏(生音)とコンピューター言語VASPの融合ワークショップ VASPとは音の組織である時間配列と音のダイナミクスの時空間を一度壊して音の要素を再構築し、見えていなかった音の要素を発見しながら作曲していく音楽プログラミングの技法。 今年は私のお箏の演奏&音色が研究素材となります。 ワークショップへの期待もさることながら森の中に建てられたアカデミーは周りが自然に囲まれています。 ワークショップの詳しい内容(英語) http://www.canto-crudo.com/news_eoa_en.html Musik der Welt Taiko & Koto (ベルリン国営ラジオ)にて特集が組まれました
”世界の音楽”という定期的に行われている番組 30分ソロインタビューにて森 稚重子の音楽、芸歴について紹介されました(19:04より) 23.03 SWR2 Musik der Welt Taiko und Koto Traditionelle Klänge aus Japan Von Marlene Küster Solange sich die Japaner erinnern können, wurde ihre Kultur vom Klang der Taikos begleitet. Das traditionelle Trommeln ist eine Synthese aus Rhythmus, Energie und Geist. Auch heute gehören die Taikos immer noch zu jeder Art von traditionellen Festen und zahlreichen religiösen Zeremonien. Die Trommlerin Kaoly Asano aus Tokio ist weltweit die erste weibliche Taiko-Spielerin, die das 12-köpfige Ensemble Gocoo leitet. Auch das Saiteninstrument Koto spielt eine wichtige Rolle in der japanischen Musik. Es gehört zur Zither-Familie und dient sowohl dem solistischen Vortrag, wie auch der Begleitung. Das Koto-Spiel ist eine Tradition, die am japanischen Kaiserhof gepflegt wurde und sich bis heute erhalten hat. Die Koto-Spielerin Chieko Mori ist eine der jungen Künstlerinnen, die mit japanischer Musik experimentieren und sie weiterentwickeln. ジョルジオ・アルマー二氏のファッションエキシビジョン
ニューヨークのグッゲンハイム美術館を始め各国にて行われいます (東京六本木ミュージーアムにて2004年開催) フィリップグラス氏スタジオにてお箏の録音に参加しました どういうスタイルにてマイケルが仕事(音楽を)創っていくか少し書き留めておきたいと思います。
マイケルと仕事をする際、ユニークな点はその指揮能力。呼ばれた一人一人の音楽家が既にその道を極めた超一流の方々なのですが、そこから出るであろう音楽をマイケ ルは頭に既に描いてあって作品が完成されている、ということです。だから「こう演奏して下さい、、」等の言葉が一切ありません。個々が弾きたいように好きに演奏するだけで、しかし好きに演奏したって素晴らしく統制されていて、かつ作品として硬くなく自由な音が生まれる故、楽器の領域を超えて集めれたその道のトップ同士の融合にのみ生まれる大成された魅力が生まれ、音楽家同士共に皆で楽しく驚くのでした。 私が当時住んでいたロンドンに当時ガラッソ氏が住んでいたベニスから「ちえこ、来年のベニスビエンナーレでミラノのダンスカンパニーの音楽を担当することになったので一緒に演奏しよう!来週飛行機を手配するから。ニューヨークの音楽家フィリップグラス氏のスタジオで待ってるよ。やってくれるよね?」 飛行機からホテルまできちんと手配されていていざブロードウェイのスタジオへ行ってみると社交辞令は一切なし。すぐさま「作品は60分でね、4部構成、、、感じの雰囲気かな。じゃあ明日。今日はゆっくり休むといいよ」それ以上の話はなく、プライベートなその後のニューヨークでの過ごし方には一切触れず自由(そこがものすごく好きだった)そ してあの当時の私にはびっくりするようなギャラをポンと払われ、解散。 次の日ブロードウェイにあるフィリップグラス氏のスタジオに11時に行くと念入りな音チェック。1度きりのぶっつけ本番演奏をする我々なのでエンジニアは想定される音のバランスを考えながらの完璧な準備が求められる。マイケルガラッソ氏、ブラジル人ニューヨーク在住の有名パーカッショニストのフランク コロン氏、私の3人は音チェックだけで夕方。演奏練習やどういう風な音楽にするかという話は無く、フレーズが出ると「あっそれにのっていこう」また新しいフレーズがでると「それも使ってね」という感じで軽く打ち合わせ。夜8時。にこにこ顔で「じゃあ録音?3人個々のブースに入ってちえこからスタート入ってよ、僕もそしたら入るから」その一言がリハーサル的な会話。そして60分、ノンストップ即興録音。次の音がこうくるであろうとお互いの瞬間まで想像しながら遠慮なく思いっきり演奏し、スリリングなままの3人の生演奏がそのまま小細工無しに作品になる。そして夜中にミキシングを終えあっという間に作品に仕上げられる。とてつもなく達成感を感じながら夜が明ける。 翌年春の電話。常にものすごく短い会話。「ちえこ、去年録音したあの長いの、そう60分の、あれを生演奏でビエンナーレで弾きたいので夏の日程数日開けといてよ。」 夏、ベニスにいくと気楽にまずは一杯、リハーサル等する気配無し。ミラノでも有名なコンテンポラリーダンスカンパニーとご対面。ぶっつけ覚悟の本番前2時間に(午後7時初演開演の午後5時集まり)我々3人とギター担当のアゴスティーニの4人が集まりマイケル「じゃあちょっとならして、マイクチェックしておいてね、あとは本番7時だから6時45分まで舞台裏に入ってね」そして解散。 (写真はビエンナーレでの演奏前) 60分の即興演奏を今度は数秒、リズムやメロディ、勿論一音足りとも狂わせずに(その音源を聞きながらダンサー達は半年間練習して来たので私達がライブになってもそのままの形で演奏してあげないと踊りができないのです)ぶっつけビエンナーレで演奏初演公演そして5日間つづけての公演。自分を試すゾクゾクの本番。 5日間の集中力は他の作曲家と仕事に向かうものとはまったく異なる次元にあります。 即興演奏といっても頭の中に一音一音しっかり残して、完璧なフレーズや正確なリズム(スピード速度まで正確に)で数秒狂わせず次につながるように音を紡いで 行く事ができる、そういう音楽家だけが世界中からマイケルに呼ばれている。そして有名無名関係なしにマイケルに認められると、世界のどこにいても録音に呼ばれる世界のトップレコーディング奏者と評価される理由が分かる気が致します。 マイケル氏が言ったこと。 「自らの音楽を完成させること、これは修行だよね。私は一生かかるものだと思う。そして 音楽は観客の為に演奏するのではない、楽器のジャンルの違いも関係ない、大切なのは自分 を演奏という形で楽器に偽り無く投影し、そこから出る音が本人以上に本人を表し 音の中に"自分"という人間はすっぽり収まってしまうくらい音の方がある意味力強く 本人を語り、存在するということ。言葉で説明できることはないよ。皮膚で感じとることだと思う。」 ニコニコ朗らかで彼の偽りのない飾らない人柄を思い出します。 何時もたわいのない話やお酒を一緒に飲んで楽しい時間を過ごしてきたマイケル。レコーディング前でも音楽について一切語らない姿勢からは音楽は頭で考えない、心で感じて身体表現するものなんだなと改めて感じたものです。彼とは呼吸し合うような演奏の瞬間、お互いが唯一無になって音を紡いでいける心の同士でした KOTO STUDIO 自由流 第1回演奏会のご案内
La Grotteにて 東京 駒込 2009年3月21日(土) 1st KOTO STUDIO JIYU-RYU CONCERT at la grotte on march 21th 2009. 料理研究家、横浜に住む74歳(1994年当時)の永島トヨさん。
トヨさんが雑誌に自分のページを持つことになります。 さらに人気が出て「台所おばあちゃん」と呼ばれるようになり 全国からファンレターが届くように。 そんなある日、1通の手紙がトヨさんの元に届きます。 それは、広島県福山市に住む森岡さんという お箏の指導をしている21歳年下の男性からのものでした。 トヨさんの人柄に惹かれ男性は恋をし 200通以上もの手紙のやりとり後、 ついにトヨさんはこの男性と残りの人生を共にすることを決意する••• 素敵なラブストーリーです! 箏の音色はドレミ音階だけでない幅広い音域が楽しめる。 調弦は箏曲の基本とされる平調子から勉強する必要もない。 好きなように柱を立てて自身の耳が心地良いように 音階を作ってみると幻想的な音色が生まれることにハッとする。 キャンバスの絵の具を混ぜるかように音が混ざり合う。 13弦の糸に触れると自然と音を鳴らしてみたくなる。 弦を触って感じるだけで音が跳ねてくる。 音楽理論やこう弾くべきなどという概念は気にせず音色を身体にて感じて楽しんでみる 楽器の前に座った初めての時間はそうやって自らの好奇心に心を寄せて箏音に入って欲しい |
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